吾輩は悩むのが趣味である

悩みが尽きない人々に読んでいただきたいのです

悩むのが趣味

今週のお題「いも」

 

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悩むのが趣味

「あなたは悩むのが趣味なのよ」というのが、妻による私の人物評である。

 
どうも妻の目に映る私の姿は、「常人が捨て置くような不安の種を自ら探して拾い歩く変人」らしい。いわば「当たり屋」である。ちなみに「当たり屋」とは、戦後の貧しい日本に存在した職業だ。簡単に説明すると、裕福そうな車が走行していればその前に身を投げ出し、意図的に人身事故を起こす。常人ならただ通り過ぎる姿を見送るだけで終わるところを、わざわざ自分で問題化するようなメンタル。「火の無い所に煙がたたないなら、自分で火をつければ良い」オレは八百屋お七か!と自分にノリ突っ込みしてみる。
まあ、そういう風に「床の埃を虫眼鏡で観察するような男」が妻から見た私なのである。

本ブログの主旨

本ブログは「趣味で悩んでいること」をテーマにしているわけだが、その心理状態を改善するためにはやみくもに自己啓発本を読んでいるだけでは効果が得られない。健康な生活は心技体の充実にあるからだ。健全な精神は健全な肉体に宿る。つまり肉体を充実させることがメンタル改善に効く、というロジックである。運動&睡眠&食事のコンボが重要なのだ。

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調査開始

というわけで「いも」について調べてみた。「いも」は日本人にとって馴染みのある食材であるが、あまりにも馴染み過ぎていて栄養価について考える機会を失っていた。まずはインターネットで「いも」が与える人体への影響を探ってみる。すると1つの文献に行き当たった。

「食べ物はお薬ではありません。魔法の食べ物はありません。ストレスに効く栄養素を含む食べ物はありますが、1~2日摂取したから改善するというものではなく、日々継続的に摂取することが必要です」

なるほど。薬のように即効性が期待できるものではなく、継続的に摂取することが肝要らしい。さらに読み進めてみよう。

「まず、ストレスと食べ物の関係から紐解いてみよう。心理的ストレスや紫外線などの外的ストレスで活性酸素が発生する。活性酸素を排除していくためにも抗酸化栄養素の高い栄養素が必要。」

納得、である。

「例えば、ビタミンB群が不足すると、脳がストレスに対処するときエネルギーを使うが、脳の栄養源になるブドウ糖を無駄なくエネルギーに変えられなくなる。ビタミンB群は肉・魚・卵などのタンパク質も一緒に摂れるような食品やナッツなどに含まれている。」

ビタミンBよ、お前がそこまで重要な栄養素だったとは迂闊であった。

「また、ビタミンCやビタミンEには抗酸化作用があり、トリプトファンには幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の原料になる。ビタミンCは緑黄色野菜、果物、芋類に豊富に踏まれる。ビタミンEは、ウナギ、アボカド、モロヘイヤ、かぼちゃなどに含まれる。トリプトファンは、アミノ酸の1種なのでタンパク質を摂取すれば良い。」

「悩むのが趣味」の人間ならお馴染みのホルモン「セロトニン」が登場だ。知らない町で知り合いに会った時のような安心感がある。
そして記事は「いも」の摂取例として「肉じゃが」を紹介している。

「肉じゃががお薦めなのは、芋類に入っているビタミンCは、でんぷんがコーティングしているため熱に強く、摂取しやすいからだ。だが、糖分も多いので、摂りすぎには注意。」

なるほど。肉じゃがを食べることでビタミンCが体内に入り、ひいてはセロトニンの原料になると。


謎は解明されたが…

私の趣味を終了させるためにも継続的な肉じゃが摂取が必須、という結論に達した。納得したので調査は終了。
ということで今夜は肉じゃがを食べたいところだが、妻が賛同してくれるだろうか。手の込んだ料理は嫌がる気がする。何だか反対されそうだ。なんなら怒りそうな気もする。
不安だ。
不安なのである。

 



出典:ストレスに効く食べ物はあるのか、専門家に聞いてみた|@DIME アットダイム