吾輩は悩むのが趣味である

悩みが尽きない人々に読んでいただきたいのです

世の中には思ってたより暇な人が多い気がする

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アメリカはデモが派手

揉めに揉めたアメリカ大統領選挙だったが、どうやらバイデンの勝利で決着がつきそうである。トランプとバイデンの子供っぽい舌戦やら、郵便投票の不正疑惑やら、投票率100%超えのエリアがあるやらで、新鮮な驚きがいっぱいの選挙であった。自由の国にもほどがある。

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いろいろ発見があったのだが、地味に気になったのがデモ参加者の多さだ。画面いっぱいに映っている参加者は1000人以上いるように見える。質的にも一般の民間人が多数のようだ。特定組織のメンバーだけでこれだけの人数を集めるのは難しいと思われるので、多くの参加者は一般人なのだと推測できる。

ふと、平日に長時間のデモに参加してる人々がけっこう存在する事実に気づいた。デモも一回や二回ではない。何度となく実施されていると思われるが、報道される映像は毎回イベントのような賑わいだ。

なぜだ…。
私はいつものように悩み始めた。
悩むのが趣味なのだ。
そして一つの仮説にたどり着いたのだ。

この人たちはけっこう暇なのかもしれない。

いや、普通に働いてたら平日のデモに参加してる余裕はないだろう。有給休暇を取ったのか?失業者が多いのか?
うーん、参加者の詳細は想像の域を超えないが、暇な人が多いことは事実だろう。

平日の朝から大行列

やはりアメリカ人だからフリーダムなのかとも思ったが、日本でも似た風景があったことを思い出した。
パチンコ屋の前には平日の朝から客が並ぶ。
競馬の場外馬券場に年配男性陣の群れができる。

人間が集まっている点は同じだが、日本のそれは静かである。やはり国民性だろうか。

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私だけではなかった

私は平日に「暇」だと罪悪感を感じる。
皆が忙しく働いている時に暇だと、何だか仕事をさぼっている気持ちになるからだ。同じ理由で平日の有給休暇も後ろめたさが拭えない。

しかし冷静に考えてみたら皆が皆、一日中作業しているわけでもなく適度に休憩していたり、待機の時間ができたりして「暇」ができているはずである。昼間のマクドナルドでスーツ姿営業マンがスマホをいじっているのもお馴染みの風景だ。

意外とみんな暇なのかも。

誰でも暇な時間はある。「暇」は個人の姿勢とは関係なく、否応なしに生まれるものだ。ある意味で自然の摂理とも言えよう。それに逆らうなど台風を止めようとする行為に等しい。人間には不可能である。

つまり、「暇」は自然現象なのだ。受け入れるのが正しい人間の姿ではないだろうか。

「暇」を埋めるために必要のない仕事を作り、安心感を得ることがある。
しかし必要の無い業務が生産性を下げるのだ。
正しく暇を受け入れることが生産性向上につながるのである。

ということで今後は堂々と「暇」を受け入れようと思う。
とはいえ、平日の有給休暇は会社からの連絡が気になって落ち着かないのだろう。
スマホ通知を切る勇気が欲しい…。


というわけで本日も悩みはつきないのであった。
とかくこの世は悩みだらけである。